檀家制度について
檀家とは?
広義では、そのお寺に墓所、位牌を持っている方々のことで、語源はインドの言葉であるダーナ「施す」からきています。
檀家になるメリットは?
・ご先祖や亡くなられたご家族をしっかりとご供養することができます。
お寺では毎日お経が唱えられており、日常的にご先祖への供養が行われています。
・ご先祖の記録が長期間残ります。
お寺においては長い間、世代を越えて家の代々の方々が記録されております。脈々と受け継がれてきた命のバトンが刻まれています。
その他にもメリットはありますか?
・供養が身近になります。
現代では忙しい毎日に追われて、気がついたら供養のことを忘れていた、ということが起こりがちです。お檀家様になることで、お寺より仏事の解説、ご供養の案内があるため、きちんと供養を行えるようになります。
・法華経と日蓮宗式での作法によるご供養が常に行えます。
法華経は、仏教のエッセンスがつまった"教えの集大成”とも言われています。日蓮宗の宗祖・日蓮聖人は、法華経こそが困難な時代を生きるあらゆる人々を救う最も尊いお経であると、説き続けられました。そのような法華経での供養を行うことができます。
檀家になるとどれくらいかかりますか?
多くのお檀家様に、年に4回の付け届け(お布施)をお納めいただいております。お布施なのでお納めいただく内容は決められていませんが、お墓参り、またはお仏事の際に1回5千円~1万円をお持ちになられる方、または振り込まれるが多くいらっしゃいます。そして、日蓮宗として発行している機関紙、日蓮宗新聞(年間3600円)をご購読いただいております。 檀家制ではない墓苑等の場合でも管理料という形で納めることがほとんどですので、年間の維持費はどちらの場合にも必要となります。 なお、お布施は任意で、強制ではありません。
行事への参加は必要なのでしょうか?
本立寺では、檀家様のコミュニケーションの場となるべく、各種行事を行っています。すべて任意参加で、強制ではありません。